ボルネオ島での注意事項メモとお願い記事です。
(追記です。現地N嶋さんからの補足・修正メールをコピペ・一部修正しました。)

まずは第22次隊・隊長としてのお願いです。

N.GKSのボランティア・ツアーは「世界の子どもたちに木を植え育てる心をはぐくむ」
ことが主目的で、今回も現地の子どもたちとの植林と交流がメイン・イベントです。
まずはこの目的達成のため、隊員全員の積極的なご協力をお願いします。

(現地では当日の2週間前から森林局スタッフや先住民族イバン族のみなさんが植林予定地の草刈りなど準備作業をすすめてくれています。)

今回一緒に植林した子どもたちが20年後30年後に大きく育った熱帯雨林の恩恵を受けたとき「ここは子どもの頃に日本人と楽しく植林した森・・・」と思い出してくれたら、
必ずその子どもたちにも木を植え育てる心を伝えてくれるはず・・・と信じましょう。

また現地の自然と人(文化)を知ることもツアーのもうひとつの目的ですから、ボルネオ島(特に今回はサラワク州クチン近郊と世界遺産グヌン・ムル国立公園)の自然や文化についてインターネットなどで事前学習しておいて、現地ではできるだけ積極的・意欲的に行動しましょう。

ただし、いくら積極的・意欲的にとはいっても、団体行動中に勝手に隊を離れることは絶対にやめてください。全員に迷惑をかけますし、ジャングルではきわめて危険です。
逆に無理をして団体行動に同行された場合も、全員に迷惑をかけることがあります。
少しでも体調不良を感じたら早めに現地旅行社N嶋さんか隊長・副隊長に相談して、場合によっては野外プログラムには参加せず車内やホテルでゆっくりと休んで下さい。

ただし、ちと二日酔いとか言ってズル休み、ホテルのテラスやプールサイドでまったりと
冷たいビールを飲み続けるつーのもいけません。これは自戒も込めて・・・
呑兵衛隊員の(以下伏字)さんも(以下伏字)さんも注意しましょうね・・・


以下はボルネオ島での隊長からの注意事項メモです。

1)イスラムの飲酒と食事
マレーシアは基本的にイスラム教国家ですから、いったんマレーシア航空に搭乗したら帰国するまで、まず豚肉料理は出てきません。
まあ、ボルネオ島ではイバン族などの先住民以外にも、マレー系・インド系・中国系も数多く暮らしてますので、キリスト教・ヒンドゥ教・仏教の信者も多く、また同じイスラムといっても戒律のレベルも様々なようです。
サバ州のキナバタンガン川沿いにあるスカウ村は厳格なイスラム教徒の村で気を使いましたが、村以外で話した人たちの中には「ラマダン以外は飲んでもいいのだ。」とか「日が暮れたら飲んでもいいのだ。」とか、まあ好きな連中もいました・・・
大きなスーパーでは小さな「ノン・ハラル」コーナーもあり酒類もポーク類もありましたが、やはり過半数を占めるイスラムの人たちにはみんなが気を遣ってるようですから、N嶋さんの指示に従い、間違っても真っ昼間からおおっぴらに飲んで騒いだりしないように注意しましょう・・・
(ひっそりとなら、まあ、少しぐらいは・・・)

2)アルコールと豚肉以外
ボルネオ島でわたくしが気をつけてるのは、
無断でイスラムのベール(ヒジャブ)を被った女性の顔を撮らない
無断で子どもの頭をなでなでしない(イスラムもヒンドゥも)
街中では膝から上おへそまでを(なるべく)露わにしない(イスラム)
(現地ではタンクトップにショートパンツの女性も大勢いますが・・・)
手食で食べるときは右手三本の指しか使わない(イスラム)
・・・ぐらいですが、詳しくは現地でN嶋さんに訊きましょう。

3)食事一般
マレーシア航空の機内食ではたいてい「チキンorシーフード?」と訊かれます。
ポークはないの?と尋ねても無駄ですので、いずれかをお選びください。
国際線ではアルコール飲料も無料ですが国内線ではソフトドリンクのみです。
昼食(植林時とトレッキング時はお弁当)は基本的にマレー料理、ホテルでの朝食は洋食・中華・マレー料理のバイキング方式です。
マレー料理は比較的日本人向きですので、せっかくなので大いに試してみて下さい。
どうしても合わない方はおいしいトロピカルフルーツをたっぷり食べましょう。
クチンでの夕食は海鮮料理、ムルでの夕食は中華とマレー料理の組み合わせでしょう。
ちなみに国際線でもレストランでもイスラム教徒が多く飲む人が比較的少ないのか、
団体で行くとアルコール類はすぐに「ストックアウト」になります。
呑兵衛は早めにかぱかぱオーダーしておきましょう。

4)飲み物
アルコールについてはさんざん書きましたが・・・
重要なのは飲料水です。
今回ツアーではミネラルウォーター500mlペットボトルを毎日用意しますので、
各自で持ち歩いて定期的に水分補給してください。
沙漠ほどではないにせよ、なにせ熱帯ですから水分補給は重要です。
生水(水道水)は飲まないように、氷や氷菓子・アイスクリームも特に屋台のは食べないように、レストランのでも心配ならN嶋さんに確認してください。

5)トロピカル・フルーツ
12月から3月は現地ではフルーツが一番おいしくてお安い時期です。
クチンからサバル森林保護区の植林地に向かう途中にあるスリアンのマーケットでは、
あらゆるトロピカル・フルーツがお安く並び、ホテルの朝食などにも出ます。
ぜひ試していただきたいのは果物の女王といわれるドリアンですが、独特の匂いからホテルや車内に持ち込むのは禁止、屋外で食べましょう。
>>>ドリアンは果物の王様で、果物の女王はマンゴスチンというのが一般的です。

6)トイレ
ホテルでは洋式水洗トイレでトイレットペーパーもほぼ付いてますが、一般のトイレは和式便器の前部分(金隠し)がないもので日本とは反対向きにしゃがんで用を足します。
トイレットペーパーはなく大きな水槽かバケツと小さな洗面器があるか水道ホースがありますので、左手でお尻も洗って流す「完全手動ウォシュレット」水洗トイレです。
慣れればとても快適ですが、気になる方はペーパーを持って入りましょう。
手作業で流すのを忘れないように・・・
中国奥地とは異なり、質素なトイレでも常に清潔にしてあるので安心です。

7)シャワーとお風呂
クチンのホテルにはバスタブとシャワーのあるバスルームがあります。
ムルも同じだと思いますがサバ州ではシャワーだけのロッジもありました。
バスタブの中で身体を洗う西洋式なので注意しましょう。階下に水漏れします。
お湯も出るはずですが、水シャワーだけでも熱帯なので問題ないでしょう。
ちなみに一般家庭にお風呂やシャワーはなく川での沐浴が基本、毎日あるスコールがシャワー替わりなんでしょうか、現地のみなさんはいつも清潔です・・・
>>>これに関しましては、実は、クチン市内のハーバービューホテルが現在改築をしており、宿泊の日に、改築前のお部屋ですと、バスタブがありますが、改築後のお部屋はバスタブが無くシャワーのみとなります。現段階では、バスタブのお部屋でリクエストを入れておりますが、当日にならないと判明しませんので、ご了承下さい。

一方で、ムルのホテルはバスタブがあり、さらにブラインドを開けると外が見えます。ということですので、ブラインドを開けっ放しで風呂に入ると、丸見えですので要注意です(笑)。バスタブから懐中電灯の照射実験をすることもできます(笑)。

8)マレーシアの通貨と換算
マレーシアの通貨はリンギット(リンギ)で1リンギ35円前後です。
クチンのコンビニで500mlペットのミネラルウォーターが1リンギ、カップ麺が2リンギほどでしたから、日本より日用品の物価はかなり安いです。
ただし缶ビールは4~5リンギと高めで、わざと酒税を高くしてるんですね。
わたくしの換算方法は、10とか20とかキリのいい数字ならなんとか35倍しますが、
二桁同士の暗算ができないので、値札を見たらまず四捨五入して、四捨なら4倍、
五入なら3倍してから10倍します。
21~24リンギなら2×4×10で800円、25~29リンギなら3×3×10で900円といった、
きわめていい加減な換算になりますが・・・
ま、正解は21~24なら735円~840円、25~29なら875円~1015円ですから、
当たらずとも遠からずといったところです。
>>現在は、1リンギ=2628円を推移していますので、1リンギ30円としておかれて大丈夫です。そちらの方が計算しやすいと思います。

9)治安
東南アジアの中では治安はかなりいいほうです。
それでも街中の一人歩きなどは特に女性は避けた方がいいでしょう。
夜の外出は必ず複数で、貴重品などは他の隊員に預けていきましょう。
安全な散策ルートや注意点など、詳しくは現地でN嶋さんに訊きましょう。

10)デング熱
昨年の海外での感染報告が330人うちマレーシアは16人と新聞に載ってました。
インドネシアが109人フィリピンが59人ですから多い数字ではありませんが、
虫よけをしっかりと塗り、長袖・長ズボンで蚊に刺されないようにしましょう。

11)時差
日本より1時間遅いだけなので、まず時差ボケはありません。
日本で正午(お昼)ならマレーシアでは午前11時。
マレーシアで正午(お昼)なら日本では午後1時。
とーぜん現地では現地時間で行動しますので間違えないように。

12)マレー語と英語と中国語
マレーシアの公用語はマレー語ですが、旧宗主国イギリスやマハティール政策の影響もあり大人では英語を話せる人も多く中国系も多いので、3ヶ国語表記が一般的です。
ただマレーシアの政策が変わり、今の小学生は英語が話せないようですから、たとえ単語の羅列でもいいので簡単なマレー語を覚えていって、植林・交流会では必ず現地の小学生に話しかけて下さい。
「指さし会話集」や、翻訳アプリをスマートフォンで持って行くのもオススメです。
ちなみにマレー語はアルファベット表記でほぼローマ字読みのうえ、3ヶ国語表記が多いので
とてもわかりやすく、例えばお店などの入り口に、
「SLAMAT DATANG」「WELCOME」「歓迎光臨」
と書いてあれば、「ようこそ」はマレー語で「スラマッ・ダタン」だと分かりますし、
「TANDAS」「TOILET」「厠所」と書いてあれば、「トイレ」はマレー語で「タンダス」、
「KELUAR」「EXIT」「出口」なら、「出口は」マレー語で「ケルアル」だと分かります。
ま、中国語で出口をなんと発音するのかまではわかりませんが・・・

以上、思いつくまま書きましたが、注意事項を書いた冊子は出発前に旅行社からも送られてきますし、信頼できるN嶋さんが現地ではずっと同行してくれるので、しっかりと注意事項を確認して守って下さいね。(自戒も込めて)