7月下旬に行った9次隊ツアー、モンゴル国での食事は「モンゴル編」で紹介しましたが、
今回は中国、内蒙古自治区に入ってからのささやかな飲食を、いくつか紹介いたします。
わは
深夜、横に走る雷の中を、内蒙古自治区の包頭空港からクブチ沙漠恩格貝にバスで到着して、
翌朝の朝食であります。
あと饅頭ほか数皿が出てきましたが、中華粥やゆで玉子、正面向こう側のうどんなんかは、
昔はなかったですねえ。揚げパンと饅頭と羊がメインでした。
ちなみに、ピンクのちっちゃなティッシュが置かれているのがお分かりでしょうか。
これ、並べてある皿やコップに積もる、細かい砂を拭き取るためのもの・・・
ま、わたくしは使ったことはありませんが・・・
昼は、毎回植林現場に、無償提供の「大塚のボンカレー」を運んできてもらい、
育ったポプラの森で食べてたのですが、
今回は砂嵐、時々雷雨、という天候のため、はじめて食堂での昼食となりました。
やはりレトルトカレーでしたが、何故か「ボンカレー」ではありませんでした。
恩格貝での夕食であります。
まずは前菜から。来る度に食材が豊かになってきています。
通常は到着した時にやってもらう蒙古族の歓迎の儀式が、この夕食時に行われました。
まずは一人一人順番に白酒(パイチュウ、コウリャンの蒸留酒で恐ろしく強い。二鍋頭酒というブランドが有名。)が注がれます。
盃を受け取ると、モンゴル語で歓迎の歌を歌ってくれます。
この歌のあいだに、聖なる右手の薬指で、この地の天と地と人に白酒を捧げてから一気に飲み干します。最近は、飲めない人には薦めなくなりましたが、外国人未開放だった頃は漢民族のガイドから「飲み干さないと蒙古族にとっては侮辱された事になりますから、絶対に飲み干して下さい。」と何度も注意されてました。当時小学生だった息子も、大きな牛角の盃を一気に飲み干して・・・
今回も現地では「どんな深夜の到着になっても、玄関で儀式をやります。」といってたらしいのですが高齢の隊員も多く、特別に翌日の夕食に延期してもらっていたのであります。
歌が続いている間は、何杯おかわりしてもいいのですが、さすがにきつい・・・ま、3杯はおかわりしましたが・・・
で、このパイチュウや大瓶5元の中国ビール、中瓶15元の牛乳ビールを飲みつつ、
あと何皿もでてきましたが、皿に残さずに食べてしまうと、本当におかわりがでました。
食材が豊富になり、豪華な料理になりましたが、ちょっと前までは・・・
一皿目がヒツジとキャベツの炒め物、
二皿目がヒツジとタマネギの炒め物、
三皿目がヒツジとピーマンの炒め物、
四皿目が・・・と延々と続き、
粗悪な獣油の匂いで砂混じり、しかも味付けはみんな同じ、という状況でした。
今回は行きませんでしたが、すこし離れた日干し煉瓦の民家の庭先で、
シシケバブ(ヒツジの串焼き)のバーベキュー(石炭で直火焼き!)をやってくれます。
(じつは、ここへ歩いていくのに懐中電灯が必需品だったんですが・・・)
これがスパイスが効いてて、シンプルで安くて旨い!
確か1本0.5元で、ビールも2元か3元だったはず。
一人10元もあれば、いやというほど飲み食いできました。
部屋に戻っては、モンゴル土産の「黒チンギス」ヴォトカと・・・げふっ
と、ところで、「健康びしすく」って・・・
翌朝になると、またしても・・・じゅるじゅる
バスで半日かけてチンギスハーン稜へ行った際のフフホトでの昼食であります。
これがフフホトで食した内蒙古最後の夕食、
元祖「ヒツジのしゃぶしゃぶ」の二色鍋であります。
「しゃぶしゃぶ」ってモンゴル語だったんですねえ。
蒙古族のおねいさんにこの料理のモンゴル名を訊いたら「シュワシュワ」と言ってました。
ちなみに中国では刷羊肉(シュワンヤンロウ)で、原字は刷にサンズイが付き「すすぐ」の意。
肉をお箸ですすぐ様が日本ではしゃぶしゃぶになってますがモンゴルではしゅわしゅわ・・・
わたくし、お肉を何皿おかわりしたか、覚えておりませんが・・・うふっ
9次隊のご報告は今回でおしまい、ご愛読ありがとうございました。
ここまでくると、どうでもいいようなP.S
一番最後の画像の二色鍋、中華料理で見かける火鍋なんですが、
ちっちゃいのは大阪の道具屋筋にもあったんですが、
4~5人用の大きいやつが、なかなかありません。
わたくしのキャンプ宴会には最適!と探しております。
お心当たりの方はコメントをお願いします。
今回は中国、内蒙古自治区に入ってからのささやかな飲食を、いくつか紹介いたします。
わは
翌朝の朝食であります。
あと饅頭ほか数皿が出てきましたが、中華粥やゆで玉子、正面向こう側のうどんなんかは、
昔はなかったですねえ。揚げパンと饅頭と羊がメインでした。
ちなみに、ピンクのちっちゃなティッシュが置かれているのがお分かりでしょうか。
これ、並べてある皿やコップに積もる、細かい砂を拭き取るためのもの・・・
ま、わたくしは使ったことはありませんが・・・
昼は、毎回植林現場に、無償提供の「大塚のボンカレー」を運んできてもらい、
育ったポプラの森で食べてたのですが、
今回は砂嵐、時々雷雨、という天候のため、はじめて食堂での昼食となりました。
やはりレトルトカレーでしたが、何故か「ボンカレー」ではありませんでした。
恩格貝での夕食であります。
通常は到着した時にやってもらう蒙古族の歓迎の儀式が、この夕食時に行われました。
この歌のあいだに、聖なる右手の薬指で、この地の天と地と人に白酒を捧げてから一気に飲み干します。最近は、飲めない人には薦めなくなりましたが、外国人未開放だった頃は漢民族のガイドから「飲み干さないと蒙古族にとっては侮辱された事になりますから、絶対に飲み干して下さい。」と何度も注意されてました。当時小学生だった息子も、大きな牛角の盃を一気に飲み干して・・・
今回も現地では「どんな深夜の到着になっても、玄関で儀式をやります。」といってたらしいのですが高齢の隊員も多く、特別に翌日の夕食に延期してもらっていたのであります。
歌が続いている間は、何杯おかわりしてもいいのですが、さすがにきつい・・・ま、3杯はおかわりしましたが・・・
で、このパイチュウや大瓶5元の中国ビール、中瓶15元の牛乳ビールを飲みつつ、
食材が豊富になり、豪華な料理になりましたが、ちょっと前までは・・・
一皿目がヒツジとキャベツの炒め物、
二皿目がヒツジとタマネギの炒め物、
三皿目がヒツジとピーマンの炒め物、
四皿目が・・・と延々と続き、
粗悪な獣油の匂いで砂混じり、しかも味付けはみんな同じ、という状況でした。
今回は行きませんでしたが、すこし離れた日干し煉瓦の民家の庭先で、
シシケバブ(ヒツジの串焼き)のバーベキュー(石炭で直火焼き!)をやってくれます。
(じつは、ここへ歩いていくのに懐中電灯が必需品だったんですが・・・)
これがスパイスが効いてて、シンプルで安くて旨い!
確か1本0.5元で、ビールも2元か3元だったはず。
一人10元もあれば、いやというほど飲み食いできました。
部屋に戻っては、モンゴル土産の「黒チンギス」ヴォトカと・・・げふっ
翌朝になると、またしても・・・じゅるじゅる
バスで半日かけてチンギスハーン稜へ行った際のフフホトでの昼食であります。
これがフフホトで食した内蒙古最後の夕食、
「しゃぶしゃぶ」ってモンゴル語だったんですねえ。
蒙古族のおねいさんにこの料理のモンゴル名を訊いたら「シュワシュワ」と言ってました。
ちなみに中国では刷羊肉(シュワンヤンロウ)で、原字は刷にサンズイが付き「すすぐ」の意。
肉をお箸ですすぐ様が日本ではしゃぶしゃぶになってますがモンゴルではしゅわしゅわ・・・
わたくし、お肉を何皿おかわりしたか、覚えておりませんが・・・うふっ
9次隊のご報告は今回でおしまい、ご愛読ありがとうございました。
ここまでくると、どうでもいいようなP.S
一番最後の画像の二色鍋、中華料理で見かける火鍋なんですが、
ちっちゃいのは大阪の道具屋筋にもあったんですが、
4~5人用の大きいやつが、なかなかありません。
わたくしのキャンプ宴会には最適!と探しております。
お心当たりの方はコメントをお願いします。