22次隊報告の9回目、連載最終回であります。
ツアー五日目の午前中は今回初めてのフリータイム・・・

わたくし98kとwingさんは、まったりと起きて、まったりと朝食・・・
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まったりと自室に戻り・・・


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川べりを望むテラスで、まったりとコーヒータイム・・・
そーいや、昨夜はここからホタルが見えたなあ・・・巨大セミも入ってきたなあ・・・
と、ひたすらまったりしてたのですが、他の隊員たちは散歩に出かけたりプールで泳いだり、それぞれに好きな時間を過ごされてたようです。

わたくしキャンプでもそうなんですが、ほんとは何もしない日が欲しいタイプ。
特にこんな感じのいいリゾートホテルだと二日でも三日でも何もせずテラスやプールサイドで冷たいビールなんぞを傾けたり、近くをぶらぶら散歩したりして過ごしたい・・・
ま、みなさん仕事や学業が忙しい中の植林ツアーですから、どうしても毎回タイトな日程になるのですが・・・

と、後ろ髪をひかれる思いで、お昼前には送迎バスでムル空港へ・・・
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ま、空港屋外ロビーでのお弁当とタイガービールで・・・
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またまた、まったりしてましたが・・・


こちら・・・
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まったりしつつも学業に励む若者隊員・・・


で、搭乗予定のクチン行きの便が1時間以上遅れて到着し、ようやく乗機・・・
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グヌン・ムルの大自然ともお別れであります。

予定ではクチンでも時間があり、いったん市街へ出ようかとも相談していたのですが、ムルからクチンへの便が大幅に遅れたため、慌ただしく出州審査を受けて、何とか予定どおりのクアラルンプール行きに乗機しました。
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クチンの街とも・・・

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サラワクとも・・・


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そしてボルネオ島ともお別れであります・・・ぐすん


で、マレー半島に入りクアラ空港が近づいてくると・・・
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一面にアブラヤシとその苗木が拡がってました。


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こちらはアブラヤシ農園の拡張中でしょうか、放棄跡でしょうか・・・


とまあ、クアラ空港には定時に着いたので深夜発の関西空港行きまで、たっぷりと時間があり「ひさしぶりに日本のラーメンが食べたいな!!!」とゆーI里隊員の希望で・・・
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北海道ラーメンや焼うどんなんぞでアサヒスーパードライの生をかぱかぱと・・・
さすがにラーメンのチャーシューはチキン、焼うどんの具はシーフードでしたが・・・




クアラ空港は巨大なアジアのハブ空港でヌードルショップだけでも何軒もあり・・・
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こんな航空会社も乗り入れてました・・・

と、みなさん無数にある空港内のショップで最後のお土産を買い求めたり、カフェでまったりしたりして(残念ながら熱帯雨林のツリーウォークを疑似体験できる空港内の屋外植物園はメンテナンス中でしたが)、日付が変わる頃に満員の関西空港行きに乗機、わたくしはすぐに出てきた軽食でタイガービールをかぱかぱ飲んで映画なんぞを見て(「嫌な女」とゆーのは面白かったな・・・)、30分ほどうとうとしてたら朝食が出て、さすがに今度はコーヒーとジュースでばくばく食べて、朝の7時前には関空に到着しました。

今回、ともかく大きなトラブルもなく全員無事に帰国できたのがなによりでした。
めでたし、めでたし、どっとはらい。 (おしまい)

感謝とお願いのP.S

現地旅行社のN嶋さん、マレーシア専門旅行社のT井さん、サラワク州森林局のみなさん、テラグス小学校の子どもたちと先生たち、ほんとにありがとうございました。
おかげさまで、とても充実した植林ツアーになりました。ティリマカシー!!!

そして、じつにてきとーな隊長を支えていただいた15名の隊員のみなさん、
ありがとうございました。おおきに!!!
交流会の入念な準備からツリーウォークなどのご提案、現地での様々なフォローや細かい気遣いなど、てきとーな隊長だけでは、とてもできなかったことばかりです。
4名の若者隊員のみなさんも交流会などで大活躍いただき、ありがとうございました。

今回はじめて参加された隊員のみなさん、今回の連載記事をお読みになった読者のみなさん、ボルネオ島の熱帯雨林はいかがでしたでしょうか?

特にここ数十年、熱帯雨林の面積は確実に減少しています。
いっぽうでアブラヤシをはじめとする熱帯雨林を減らして生ずる産物が、我々にも現地の人たちにも限りない恩恵をもたらしていることも事実です。さらに、現地の人たちが少しでも豊かになろうとしているのを、やめろとも言えません。

熱帯雨林も現地の人たちの生活も、そして我々の生活も共存共栄していく方法はないのか・・・わたくしはアグロフォレストリー・エコツーリズム・フェアトレードがキーワードだとも思いますが、おそらく単純な答えはなく、ひとつひとつの小さなことの積み重ねも重要でしょう。

また熱帯雨林の再生は時間とお金のかかる困難な事業で、政府はもちろん、なにより現地の人たちが、熱帯雨林を再生し育てることが自分たちにとっても有用で大事なことだと、思ってくれないことには、単なる押しつけになってしまいますし、誰もそんな苦労はしないでしょう。

子どもたちと一緒に植林すると周りの大人たちも巻き込みますし、子どもたちが大きくなる頃には育てた森が彼らの役に立ち、そのことでさらに未来の子どもたちに繋がっていくはず・・・と信じて、ちまちまと活動を続けてきたのですが、他にも様々なやり方があると思います。

もし少しでも興味を持たれたようなら、このブログサイトにも過去の関連記事がけっこうありますので、一度ご覧になって、自分にできることを考えていただければと思います。

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