第23次隊の概ねの内容が決まりましたので予告案内させていただきます。

まずは第23次隊・山崎隊長のごあいさつから・・・

N.GKSの植林活動は、1999年4月に中国・内モンゴル自治区・クブチ沙漠・恩格貝にある「遠山正瑛沙漠緑化師範区」で第1次隊37名が1,300本のポプラの植林をスタートし、今年3月の第22次隊マレーシアボルネオ・サラワク州・サバル森林保護区での植林まで、延べ460名が1万5千本の植林を行ってきました。
今回の第23次隊では、その恩格貝を訪ねて18年前から9回にわたって植林してきた
ポプラの森の確認と現地の方々との交流を主な目的としています。
澤井代表も是非参加すると熱い思いを持っておられます。
今、恩格貝は沙漠だったイメージは全くありません。
クブチ沙漠の真ん中にできた森として観光スポットとなっています。
関西澤井隊の初期に参加された方は、その変わりように驚かれると思います。
ぜひ自分の目でお確かめください。
またN.GKSは「植林を通じてその国の文化を知る」ことも大事にしてきました。
今回は沙漠に忽然と出現したオルドス市やチンギス・ハーン陵などを見学します。

とゆーことで・・・

N.GKS(エヌ・ジクス)第23次隊のご案内(予告編)

・実施時期 2018年5月19日(土曜日)~23日(水曜日) 5日間

・内容(まだ一部変更の可能性があります。)
一日目5/19(土)
関西空港 集合
午後:関空発(13:50)ー 夕刻:北京着(16:05)
夜:国内線にて内モンゴル第二の都市、包頭へ
着後:専用バスにて市内ホテルへ        包頭市内 天外天酒店(泊)

二日目5/20(日)
朝食後:専用バスにてオルドス市へ(高速道路:2時間30分)(黄河を渡ります)
チンギス・ハーン陵、オルドス市街見学
夕刻:クブチ沙漠「恩格貝」へ(高速道路:2時間30分)
到着後:モンゴル式歓迎               恩格貝 沙漠賓館(泊)

三日目5/21(月)
終日:「緑の協力隊の森 」記念植樹・「N.GKSの森」剪定作業などの軽作業
・沙漠ウォッチング・オリエンテーションなど
夕食は恩格貝緑化関係者との懇親会及び交流会     恩格貝 沙漠賓館(泊)

四日目5/22(水)
朝食後:専用バスにて包頭空港へ、包頭空港より国内線にて北京へ移動
北京空港到着後(オリンピック公園“鳥の巣”など)
夜:市内レストランにて サヨナラパーティ       北京市内 船舶酒店(泊)

五日目5/23(水)
午前:世界遺産「万里の長城」へ又は自由行動
昼食後:専用バスにて北京空港へ、北京空港16:25発ー関空20:30着
夜:空港到着後 → 解散 おつかれさまでした!!!

・費用(予定)
¥180.000(諸費用込)
早割(2/28まで)▲¥12,000
¥168,000(諸費用込)

・募集定員20名、最少催行人員10名

・旅行手配 アジア・エコツアー・ネットワーク株式会社(予定)

興味のある方はとりあえず山崎隊長まで連絡をお願いします。
あるいは、この記事にコメント等をいただければ隊長へ取り次ぎます。


以下98kの勝手な注釈!!!
1)オルドス市
100万人の最新人工都市が完成直後から石炭需要の変化でほぼ無人のまま放置されている
沙漠の中の巨大廃墟だそうで、廃墟好きにはたまりません!!!
2)チンギス・ハーン陵
故遠山正瑛翁が1991年に沙漠緑化実践協会の第1次隊を組織、自ら隊長となって恩格貝に入ろうとしたが悪天と悪路に阻まれ果たせず、やむなくここの参道で記念植樹をしたという因縁の地。ただしチンギス・ハーンの墓所については諸説があって、怪しいモノ好きにはたまりません!!!
3)沙漠ウォッチング
沙漠の中に森ができたといってもクブチ沙漠は四国ほどの面積で、これまで緑化できたのはせいぜい大阪市ほどの面積ですから、大部分は沙漠になったままです。
見渡す限りの沙漠とゆーのは一見の価値がありますし、乾燥してて夜は周辺に人工光がないので(砂嵐さえなければ)物凄い星空も楽しめます。


それではクブチ沙漠でお会いしましょう!!!

(2012夏・第17次隊クブチ沙漠の様子であります。)
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人類が沙漠化してしまった土地に、少しずつでも木を植えていくと・・・


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タクラマカンからの飛砂が定着し、ふたたび肥沃な大地となり・・・


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森に囲まれた農地や牧草地が蘇り、やがて人も自然も豊かになるはずであります。