前回記事からの続きであります。
一行はオルドス市の中心部から、さらに南下してチンギス・ハーン(成吉思汗)陵とされているところへ向かいました。
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あちこちの炭鉱(跡?)を過ぎ・・・


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こちらの砂丘は「植林のし忘れ」つーより、砂漠遊園地として残してあるようですね。なにせ高速道路から「見える範囲」ですからねえ・・・

数少ない営業中の服務区(SA)でトイレ休憩・・・
バブル崩壊後は鬼城化した新設SAも多いとか・・・
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成陵(成吉思汗陵)服務区(SA)の公共衛生間(公衆トイレ)へ急ぎます。
鬼城化したSAは閉まってるし、昔のように高速道路の走行車線にバスを停めて道端で用を足すと今は厳しく罰せられるそうですから、この日のトイレ休憩はここが初めてでした。

さすが「習近平トイレ改革」は徹底されてて・・・
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公衆トイレはどこもぴかぴか、清掃も行き届いてました。
しかも個室はドアが上から下まであって、きちんとロックできるようになってました。6年前に嘉峪関付近で入った新設SAのトイレは清潔でしたが、男子小用の間仕切りはなく、個室のドアは中ほど1/3程度でロックはなかったので、まさに全国的な大改革ですね・・・

と、ふたたびバスに乗り込み走ります・・・
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この辺りは植林地に囲まれて牧草地が回復し牛さんが放牧されてました。
ただし稜線の向こう側は砂漠化したまま・・・なんでしょうね・・・
なにせ高速道路から「見える範囲」だけですからねえ・・・

と、ようやく・・・
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成陵(成吉思汗陵)インターの出口へ・・・
いよいよチンギス・ハーン陵・・・
・・・へ行く前に・・・
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まずは「草原情大酒店・餐飲部」で昼食であります。
店名がいかにもです・・・

で・・・
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とりあえずは乾杯・・・


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ドイツ系でしょうか、このビールも旨かったな・・・かぱかぱ・・・

まあ、あとはみなさん・・・
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ひたすら、ばくばく、ごくごく、もぐもぐ、んぐんぐ・・・
ここのビールは旅行社T橋さんの奢りだったので、ご覧のとおり空き瓶がずらっと並びました。T橋さん、ご馳走様でした!!!

で、ようやく人心地がついて、店を出て一息・・・
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オート三輪も植林ツアーの初期に較べ新車が増えましたねえ・・・

と、今度こそチンギス・ハーン陵へ向かいます・・・
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このあたりの青い屋根はチンギス・ハーン陵で働く人たちの住宅街だそうです。

前回紹介したウィキペディア記事にもありましたが、ここは15世紀に移住してきたモンゴル族オルドス部の人たちがチンギス・ハーンを祀っている場所で、通訳ガイドのバヤンさんのお母さんもチンギス・ハーンの第三夫人を祀る仕事を先祖から受け継いで今は37代目だそうです。
お墓は別としても、この辺りにチンギス・ハーンの宮廷あるいは休息所があったことは事実でしょうし、ずっとここでチンギス・ハーンを祀り続けている人たちがいることは紛れもない事実でした。

と、ようやくチンギス・ハーン陵(とされるところ)に到着、まずは記念撮影であります。
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はるか奥に見えるのが陵墓(とされるところ)で、ここから歩きます。

反対側には・・・
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さらに長い参道が伸びています。

そう、
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画像をクリックして拡大いただくと分かりますが、我々は赤い線で囲まれた施設の9割以上をショートカットして、左上の駐車場まで来たのですが、それでもかなり歩くことになります。

以下、さくさくっと・・・
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12年前に訪れた時と同じ騎馬像の前で・・・

そう・・・こちらが12年前の画像であります。
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施設は充実してるようですが、本人の体型はあまり変わりませんね・・・

でも、あの時はモンゴル族のおねいさんのガイド付きだったものなあ・・・
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彼女もモンゴル族オルドス部の出身だったんでしょうね・・・
今頃どうしてるのかな・・・


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12年前には、確かこんなのはなかったはずです・・・

正面左側にある天に祈るための祭壇・・・
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正面にある霊廟(お墓とされるところ)・・・
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12年前にも書きましたが、いずれも基壇部は中国伝統の陰陽説による円形と方形の組み合わせ、上部構造はモンゴル伝統のゲルや祭壇になっています。
まさに民族融和の象徴として建てられたんですね・・・

せっかくなので・・・
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霊廟前でも記念写真。
ちなみに今回のツアーでは、集合写真はH田隊員の一眼レフで、旅行社T橋さんにシャッターを押してもらってたのですが、T橋さんが記念写真での中国式掛け声を教えてくれました。「1,2,3,茄子!!!(いー、あー、さん、ちぇいずっ!!!)、ダメダメもっと大きな声でもう一度!!!」 そう「チーズ!!!」は英語なので中国語ではよく似た発音の「茄子!!!」でやってるんですね。その後、観光地でこれを大声でやると、周りの中国人観光客から大受けでした。

で・・・
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ここから中は撮影禁止でしたが、12年前にあった近代的(ソビエト的)な怪しい展示は一掃され、発掘された遺物などが中心になってました。

通訳ガイドのバヤンさんによると内部に灯されている灯明は、混乱期には遠くの省まで運ばれて、ずっとオルドス部の人たちが守り続け、これまで一度も消したことはないそうです。

で、戻る道すがら・・・
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旅行社のT橋さんの指し示す、このあたりの松9本が・・・
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1991年に故・遠山正瑛翁が自ら隊員を募集し隊長を務めた「日本沙漠緑化実践協会」の第1次隊が植樹したもので、第1次隊は悪天候で恩格貝へ入れず、やむなくここで記念植樹されたとか・・・今では協会からの派遣隊だけでも250回を超えているようです。

T橋さんによると、第1次隊の記念プレートが見つからず、工事のため一時的に保管されているか新しく作り直されているのではないか、とのことでした。

ま、せっかくなので12年前の画像をご紹介・・・
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少なくとも松は大きく無事に育ってるようですね・・・よかったよかった・・・

まあ、近くにできてた新しいプレートにも・・・
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故・遠山正瑛翁の座右の銘が書かれてたので、当面はよしとしましょう・・・
とのことでした。

で、駐車場まで戻り、12年前よりはるかに立派になってた売店へ・・・
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モンゴル服はすでに奥様用のがあるしなあ・・・


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中国の国内線では、武器類は託送荷物に入れててもひっかかるし・・・

白酒(パイチュウ)入りのよさげなスキットルがあったのですが、実用には軽いペットボトルが一番だし・・・とゆー次第で、今回みなさんへのお土産は一切ありません・・・げひげひ

と、チンギス・ハーン陵(とされるところ)を後にした一行は、いよいよクブチ沙漠の植林拠点となっている恩格貝を目指します。

(次号に続きます。)