ボルネオ植林ツアーも5日目、キナバタンガン川沿いのロッジに来て3日目を迎え、朝食後はスカウ村の下流にあるパンギ保護林でのジャングル・トレッキング・・・
じつは朝食前にも昨日同様の早朝リバークルーズがあったのですが、さすがにみなさんお疲れで、しかも、めったにお目にかかれないオランウータンやゾウの大群にまで、前日に出会うことができたため、結局この日の早朝クルーズに参加したのは隊長と隊長に誘われた小5のYくんの二人だけだったそうです。
ええ、前夜、四人だけのナイトクルーズから夜遅くにロッジに戻って、それから一人で飲んでたわたくしも、さすがに5時起床ができずにパス、朝のロッジでのんびりしてました。 隊長、ごめんなさいっ! m(_ _)m
ま、よく見るとロッジの敷地内にも・・・
部屋のベランダから見えた、まっ黒なリスさんとか・・・
船着場近くにいた、オオトカゲさん・・・
小さくて見にくいですが画像中央、電線の上あたり、首を左右に振ってるのがおわかりでしょうか・・・
実際には大人の背丈ほどもあるオオトカゲさんでした。
こちら・・・
何とゆー花でしょう・・・日陰にひっそりと咲いてて、けっこう妖しげでした・・・
ええ、巨大でしたが・・・
ちなみに・・・
このロッジの名前にもなっている、テングザルくんもいっぱいいたようですが、わたくしは会えませんでした・・・
パンギ保護林への移動はもちろんボート・・・
スカウ村の中心部?を通り過ぎて・・・
さらに川を下ると・・・
バンギ保護林に到着であります。
桟橋では、植林などでお世話になったスタッフが出迎えてくれています。
こちらのスタッフ、森林局にもおられた植物の専門家だそうで、今回トレッキングのガイドも勤めてくれます。
で、上陸してさっそく、持っておられた鉈を拝見・・・
お手製でしょうか、シースの彫刻も凝ってますね・・・じゅるじゅる
完全な「直刃」ですね・・・やはりジャングル・トレッキングに鉈は必需品・・・
わたくしもオンタリオ・マチェットを持ってくればよかったか・・・
で、ジャングルの奥へ、整備された木道ではなく地道を進みます。
全員が履いてる白いスパッツ状のもの、ロッジで支給されたヒル除け用ソックスであります・・・
昔、はじめてのジャングル・トレッキングを経験した、ここから南西約100kmにあるダナン(ダナム)・バレーの保護区でも同様のソックスを着用しましたが、ここもやはりヒルが多いようで、この目の詰まった生地の、袋状のソックスを着用すると、ヒルさんが血を吸えないとゆー仕組みなのであります。
まあ・・・
現地スタッフは平気でしたし・・・
昔の田んぼなどでヒルに慣れている年配の隊員も平気でしたが・・・
やはり若いじょしだいせーや小学生は衣服に付いただけでも、「ぎゃあ!!!」 「ぎょええ!!!」 「じぇじぇっ!!!」と大騒ぎ・・・
わたくしも、ヒルぐらいなら山歩きで何度か経験もあり、わりと平気なんですが・・・
さすがにボルネオ特産のわけのわからない虫となると、こんなふうにはなかなか・・・
他にも、マングローブヘビとかヨロイハブとか、名前だけでも恐ろしげな毒蛇もふつーにいるようで、うかつに葉陰の枝などに触れてはいけないそうであります。
以下、ジャングル・トレッキングでのスナップをてきとーに・・・
ゾウさんの糞であります。
中央がゾウさんの足跡・・・
ボルネオの固有種はピグミー・エレファントと呼ばれる小型種なんですが、やはりでかいですね・・・
で、こちらがゾウさんの温泉・・・
つーか、泥浴び場だそうです・・・
熱帯雨林の地表では、陽の差している部分がいかに少ないかが、この画像でもおわかりと思います。
こちら、巨岩に根を張りつかせた巨木・・・この巨岩の中心に飛行石の結晶が・・・
下の人物と較べると、いかに大きいかがおわかりと思います。
ま、せっかくなので・・・
みんなで記念撮影・・・
快晴でしたがジャングルの地表は暗く、陽のあたっている中央の一人だけが白トビしてますね・・・
あのガイドさんがあの鉈で、(名前を聞いたけど忘れた)とある木を切ってくれて・・・
その樹液を飲ませてくれました。これひとつでも、けっこういっぱい出てきました。
わたくしもいただきましたが、木のかおりのするふつーの水の感じ、まさに天然の浄水器なんですねえ。ちなみに胃腸にも良いとかで、ツアー中、ずっと飲み過ぎ・食べ過ぎの続いているわたくしにぴったり・・・
こちらが有名な「締め殺しの木」、まだ巻きついたばかりの状態で、これからどちらも巨木になります。
下からではなく上から巻きつくそうで、成長するに従って内側の木の栄養分を吸い取り、やがて内側は巨大な空洞になるそうです・・・
こちらは「板根(ばんこん)」が、かなり大きくなった状態・・・
これに巻きついているのが、締め殺しの木なのか、ただの共生なのかは、わたくし聞いてませんでしたが・・・
熱帯雨林では、養分のある表土はきわめて薄く、(なので、いったん裸地になると、たちまち流出します。)巨木になるには根を地中深く張るより、地表近くで横に張るほうが、養分も吸収できて倒れないので、このような板根が発達したそうです。さすが一億数千万年前から変わらない、世界最古のジャングル・・・
で、こちらの丸い柱状のものが・・・
ミミズの糞柱・・・枯葉自体が巨大なので比較できませんが、こちらも巨大でした・・・
と、地表の画像ばかり続いてますが、見上げると樹上にも・・・
高さに応じて、いろんな生き物が居たようですが、わたくし、画像に収めることはできませんでした・・・
とまあ、ボルネオ島・熱帯雨林の本来の多様性を垣間見た御一行、
11時にはパンギ保護区を後にし、ロッジに戻りました。
で、ロッジでシャワーを浴び荷物を整理して、昼食にはまだ少し時間があったので・・・
ロッジ本館のバーカウンターで、ちめたいビールであります。でへへへ
いやあ、ジャングル・トレッキングで汗をかいた後にシャワー、
その後のちめたいビールは最高でした。
で、二泊三日を過ごしたスカウのロッジとも、昼食後にはお別れ・・・
って、右手、上流側から黒雲が迫ってますが・・・
植林の準備からリバークルーズ、トレッキングと、
お世話になった現地スタッフともお別れし・・・
バスに乗り込んだ途端・・・
激しいスコールに見舞われました・・・
やはりこれは・・・
もっとここでのんびりしたかった、わたくしの涙雨・・・ぐすん・・・
(次回、最終回に続きます)
じつは朝食前にも昨日同様の早朝リバークルーズがあったのですが、さすがにみなさんお疲れで、しかも、めったにお目にかかれないオランウータンやゾウの大群にまで、前日に出会うことができたため、結局この日の早朝クルーズに参加したのは隊長と隊長に誘われた小5のYくんの二人だけだったそうです。
ええ、前夜、四人だけのナイトクルーズから夜遅くにロッジに戻って、それから一人で飲んでたわたくしも、さすがに5時起床ができずにパス、朝のロッジでのんびりしてました。 隊長、ごめんなさいっ! m(_ _)m
ま、よく見るとロッジの敷地内にも・・・
部屋のベランダから見えた、まっ黒なリスさんとか・・・
船着場近くにいた、オオトカゲさん・・・
小さくて見にくいですが画像中央、電線の上あたり、首を左右に振ってるのがおわかりでしょうか・・・
実際には大人の背丈ほどもあるオオトカゲさんでした。
こちら・・・
何とゆー花でしょう・・・日陰にひっそりと咲いてて、けっこう妖しげでした・・・
ええ、巨大でしたが・・・
ちなみに・・・
このロッジの名前にもなっている、テングザルくんもいっぱいいたようですが、わたくしは会えませんでした・・・
パンギ保護林への移動はもちろんボート・・・
スカウ村の中心部?を通り過ぎて・・・
さらに川を下ると・・・
バンギ保護林に到着であります。
桟橋では、植林などでお世話になったスタッフが出迎えてくれています。
こちらのスタッフ、森林局にもおられた植物の専門家だそうで、今回トレッキングのガイドも勤めてくれます。
で、上陸してさっそく、持っておられた鉈を拝見・・・
お手製でしょうか、シースの彫刻も凝ってますね・・・じゅるじゅる
完全な「直刃」ですね・・・やはりジャングル・トレッキングに鉈は必需品・・・
わたくしもオンタリオ・マチェットを持ってくればよかったか・・・
で、ジャングルの奥へ、整備された木道ではなく地道を進みます。
全員が履いてる白いスパッツ状のもの、ロッジで支給されたヒル除け用ソックスであります・・・
昔、はじめてのジャングル・トレッキングを経験した、ここから南西約100kmにあるダナン(ダナム)・バレーの保護区でも同様のソックスを着用しましたが、ここもやはりヒルが多いようで、この目の詰まった生地の、袋状のソックスを着用すると、ヒルさんが血を吸えないとゆー仕組みなのであります。
まあ・・・
現地スタッフは平気でしたし・・・
昔の田んぼなどでヒルに慣れている年配の隊員も平気でしたが・・・
やはり若いじょしだいせーや小学生は衣服に付いただけでも、「ぎゃあ!!!」 「ぎょええ!!!」 「じぇじぇっ!!!」と大騒ぎ・・・
わたくしも、ヒルぐらいなら山歩きで何度か経験もあり、わりと平気なんですが・・・
さすがにボルネオ特産のわけのわからない虫となると、こんなふうにはなかなか・・・
他にも、マングローブヘビとかヨロイハブとか、名前だけでも恐ろしげな毒蛇もふつーにいるようで、うかつに葉陰の枝などに触れてはいけないそうであります。
以下、ジャングル・トレッキングでのスナップをてきとーに・・・
ゾウさんの糞であります。
中央がゾウさんの足跡・・・
ボルネオの固有種はピグミー・エレファントと呼ばれる小型種なんですが、やはりでかいですね・・・
で、こちらがゾウさんの温泉・・・
つーか、泥浴び場だそうです・・・
熱帯雨林の地表では、陽の差している部分がいかに少ないかが、この画像でもおわかりと思います。
こちら、巨岩に根を張りつかせた巨木・・・この巨岩の中心に飛行石の結晶が・・・
下の人物と較べると、いかに大きいかがおわかりと思います。
ま、せっかくなので・・・
みんなで記念撮影・・・
快晴でしたがジャングルの地表は暗く、陽のあたっている中央の一人だけが白トビしてますね・・・
あのガイドさんがあの鉈で、(名前を聞いたけど忘れた)とある木を切ってくれて・・・
その樹液を飲ませてくれました。これひとつでも、けっこういっぱい出てきました。
わたくしもいただきましたが、木のかおりのするふつーの水の感じ、まさに天然の浄水器なんですねえ。ちなみに胃腸にも良いとかで、ツアー中、ずっと飲み過ぎ・食べ過ぎの続いているわたくしにぴったり・・・
こちらが有名な「締め殺しの木」、まだ巻きついたばかりの状態で、これからどちらも巨木になります。
下からではなく上から巻きつくそうで、成長するに従って内側の木の栄養分を吸い取り、やがて内側は巨大な空洞になるそうです・・・
こちらは「板根(ばんこん)」が、かなり大きくなった状態・・・
これに巻きついているのが、締め殺しの木なのか、ただの共生なのかは、わたくし聞いてませんでしたが・・・
熱帯雨林では、養分のある表土はきわめて薄く、(なので、いったん裸地になると、たちまち流出します。)巨木になるには根を地中深く張るより、地表近くで横に張るほうが、養分も吸収できて倒れないので、このような板根が発達したそうです。さすが一億数千万年前から変わらない、世界最古のジャングル・・・
で、こちらの丸い柱状のものが・・・
ミミズの糞柱・・・枯葉自体が巨大なので比較できませんが、こちらも巨大でした・・・
と、地表の画像ばかり続いてますが、見上げると樹上にも・・・
高さに応じて、いろんな生き物が居たようですが、わたくし、画像に収めることはできませんでした・・・
とまあ、ボルネオ島・熱帯雨林の本来の多様性を垣間見た御一行、
11時にはパンギ保護区を後にし、ロッジに戻りました。
で、ロッジでシャワーを浴び荷物を整理して、昼食にはまだ少し時間があったので・・・
ロッジ本館のバーカウンターで、ちめたいビールであります。でへへへ
いやあ、ジャングル・トレッキングで汗をかいた後にシャワー、
その後のちめたいビールは最高でした。
で、二泊三日を過ごしたスカウのロッジとも、昼食後にはお別れ・・・
って、右手、上流側から黒雲が迫ってますが・・・
植林の準備からリバークルーズ、トレッキングと、
お世話になった現地スタッフともお別れし・・・
バスに乗り込んだ途端・・・
激しいスコールに見舞われました・・・
やはりこれは・・・
もっとここでのんびりしたかった、わたくしの涙雨・・・ぐすん・・・
(次回、最終回に続きます)
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