わたくし、6月5日から昨日10日まで、モンゴルでの植林をメインにしたツアーに参加してきました。いつもどおり、わたくしにとっては「ショクリン」がメインなんだか、「ショクヨク」がメインなんだか、よくわからないツアーになったんですが、ともかくこちらでは、食べ物画像を中心にさくさくっと報告させていただきます。

わたくし、中国の内蒙古自治区には1990年代から何度か植林ツアーに行っているのですが、
モンゴルは今回で二回目であります。モンゴルでも最近になって、(地球温暖化が原因なのか、カシミヤ山羊などの過放牧などが原因なのかは議論のあるところですが、)年々、草原の草が短くなってきており、沙漠化も進んでいるのは間違いなさそうであります。

今まで放牧していたふつーの羊さんとは異なり、カシミヤ山羊は草の根元まで食べてしまうため草原の再生は困難、でも、羊毛の四倍以上の値段で取引されるカシミヤはやはり魅力で、一番の輸出先は日本だそうであります。

もともと木や農作物を植えたり、土葬や火葬にしたりといった「土を掘り返すこと」自体がタブーだったモンゴル人にとっては植林という習慣もなじみがないようで、地下資源の利用や農業の発展とあわせて、よほどうまく植林していかないと沙漠化防止と豊かさ確保の両立はできないと思うのですが・・・もともと寒冷少雨で木の少ない草原の国ですから、もとは森林だった内蒙古の沙漠や、寒冷でも雨量(積雪量)の多いロシア側とは異なり公園や街路以外に木を植えること自体、ほとんど実施されていないようで植林自体が試行錯誤の段階のようであります。

日本の4倍以上の国土でその7割以上が大草原、そこに270万人が暮らしており、その半数近くが今やウランバートルや近郊に定住、しかもその数が増えて経済も発展しているが環境も悪化している、というのがモンゴルの現状のようです。

今回は日本モンゴル親善協会主催のイベントの一環というかたちで、地元の子どもたちと一緒に植林します。

と、前口上が長くなりましたが、わたくしはいつものお気楽ツアーで・・・

今回は昼過ぎに大阪の関西空港を出発、韓国・ソウル近郊の仁川(インチョン)空港で四時間ほどのトランジット(乗り継ぎ)待ちの後、モンゴル・ウランバートル近郊のチンギス・ハーン空港(ちょっと前まではボヤント・オハー空港)へと向かいます。
今回ツアーの空路は、すべて大韓航空(の共同運航便)だったんですが、わたくし大韓航空機に乗るのは(おそらく)はじめて、
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この韓国伝統の簪(かんざし)が客室乗務員さんのトレードマークだったんですね・・・
どの便も素敵なおねいさんばかりだったので、帰路で立ち寄ったソウルの現地添乗員さんに訊いたところ、「ええ、大韓航空はいまでも容姿中心の採用ですし、最近はみんなプチ整形してるし・・・ぶつぶつ・・・」と、主婦もやってる添乗員さん、昔、大韓航空入社を目指したことでもあるのか、幾分ぼやきも聞かされたましたが・・・
でも、みんなとても愛想もよくて優しくて、しかも動作はきびきびとしてて受け答えも正確、とても好感が持てました。

で、ついつい・・・
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午後の軽食だけにもかかわらず、ビールをどんどん頼んだりして・・・
格安航空便などは機内サービスが一部有料になってるそうですが、
こちらは酒類もすべて無料でした。ひっく

で・・・
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まだ梅雨入りしていない仁川(インチョン)空港に無事到着、なんとここでわたくし・・・

じゃーん
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李王朝末裔直々のお出迎え
を受けたのであります。
ややきっぱりと
(ま、視線の先とわたくしの立ち位置とがちと異なりますが・・・)

ちなみに視線の先では・・・
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わたくしのために用意された歓迎の歌や踊りなんかも・・・
ちょっと立ち位置が異なりますが・・・

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「アンニョンハセヨー、ようこそ韓国へいらっしゃいました!!!」
「わははは、しあわせじゃあ・・・」
と、まあ・・・
いろんなイベントやショップのある広大なインチョン空港、やはりボルネオ植林で乗り継ぎ待ちしたクアラルンプール空港同様、四時間程度ならまったく退屈せずに・・・

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缶入りの生マッコリを飲んだり・・・


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韓国風ジャージャー麺を食べたり・・・


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和風キムチうどんを食べたり・・・


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って、たしかに出汁は和風でしたが、こちらのほうが辛かったような・・・

とかいってるうちに、あっとゆーまに出来上がり時間も過ぎ・・・
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夕闇迫るインチョン空港ともお別れ・・・


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機は黄海をまたいで、一路ウランバートルへ向けて進んだのであります。

ま、その機内でも・・・
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右側の赤ワインを何杯おかわりしたのかは覚えておりませんが・・・


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自宅では観れないナショ・ジオなんぞをぼんやり眺めてると、やがてウランバートルのチンギス・ハーン空港に到着しました。
空港から市内中心部のホテルまではバスで一時間ちょい、モンゴルでは日本時間より一時間戻るのでありますが・・・

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ホテルに着いたのは、日本時間では午前一時過ぎ、画像中央のモンゴル時間でも、
午前零時は過ぎていたのであります。

仕方がないので自室でシャワーを浴び、一度すっきりしてから・・・

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冷蔵庫にあったモンゴルビールなんぞをですね・・・


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この「ゴールデン・ゴビ」とゆーモンゴルビール、わたくしははじめてでしたが、
なかなかおいしかったです。ひっく

(次回に続きます。)

反省と言い訳のP.S.
またしても一日目から飲み続けの食べ続け・・・となってしまいましたが、
ま、翌日からは・・・画像を撮る暇もなく、食べ続けの飲み続け・・・でしたので、
次回記事から食べ物画像や飲み物画像は少なくなる・・・かも知れません。
って、やっぱり今回も鯨飲馬食ツアーだったのね・・・あは、あははは