5月19日出発予定の第23次隊・内蒙古植林ツアーへの持ち物や服装や注意点などについて、過去のわたくしの経験などからメモにしておきます。
実施要領は旅行社からも届きますが事前準備の参考に・・・
(順次更新してますので最新版をご確認下さい。現在は4/28更新版です)
持ち物と服装(赤字は必携品)
1)パスポート・航空券(空港にて受領)・パスポートコピー・顔写真予備
2)現金(日本円で最低1~2万)⇒食事の際の飲み物代など
(クレジットカードも北京など都会では使えますが最低限の現金は必要)
3)カメラなど精密機器の砂対策用品⇒細かい砂が入ると壊れます!!!
(砂漠ではジップロックなどで密閉するか防水仕様のカメラなどを用意する)
4)雨具(雨は少ないけど折りたたみ傘か使い切りポンチョを念のため)
5)常備薬・のど飴・眼鏡・コンタクト類(予備も)
6)懐中電灯(フラッシュライト)⇒よくある停電に備えて
7)アラーム付き時計(スマホ等でも可)⇒集合時間厳守のため
8)変圧器(中国では220Vですが充電器などは240Vまで対応できる製品も多いので、確認して対応できない電気製品を使う場合のみ必要です。
プラグ(コンセント)は日本と形状が異なるように見えますが殆どは二股部分がそのまま使えるので変換プラグは
4/28変換プラグについての追記です。
Cタイプか(変身ロボみたいな)マルチタイプの変換プラグを持参して下さい。
旅行社からの案内では丸ピン2本(Cタイプ)のみのコンセントもあるようです。
9)旅行傷害保険証(加入された方は必携)
10)ツアーの栞(緊急連絡先)と筆記具と隊員名簿
11)託送用スーツケースと機内持ち込み用のリュックまたはウェストバッグ
12)カメラ・予備電池
(追記です。リチウムイオン電池などは託送だと没収されます。
電池内蔵のカメラやノートパソコンも含め必ず機内持ち込みに。)
13)携帯電話・タブレット類・中国語(電子)会話集など
14)歯ブラシ・歯磨き・石鹸・シャンプー⇒液体は機内に持ち込めません
15)シェーバー・化粧品など⇒液体・ボンベ式は機内に持ち込めません
16)タオル・バンダナ(予備も)
17)日焼け止め⇒液体・ボンベ式は機内に持ち込めません
18)サングラス
19)団扇・扇子
20)トイレットペーパー(ポケットティッシュ)
21)ウェットティッシュ⇒何かと便利です
22)嗜好品(お酒・カップ麺・レトルト・コーヒーパックなど)
⇒空港免税店で封印されたもの以外の液体は機内に持ち込めません
(追記です。国内線には封印されたウィスキーでも持ち込めませんでした。)
23)双眼鏡・単眼鏡⇒星空観察にも
24)手袋(植林作業用・軍手でも可)
25)長袖シャツ・長ズボン・ウィンドブレーカー・フリースなどの防寒着
26)Tシャツ・下着・ソックス(各日数分)
27)パジャマ(浴衣)⇒宿舎にはありません
28)トレッキングシューズ(スニーカー不可)と砂用にはショートスパッツ
29)サンダル・スリッパ
30)帽子⇒紫外線が強いので美肌女性は深めを・・・
注意点(赤字は特に注意)
①宿舎の部屋に入ったら、まずトイレ・バスの水・お湯・排水と鍵が使えるか確認しましょう。日本のホテルと異なり壊れていることが何度かありました。
②5月の平均気温は北京で19℃、内蒙古で15℃ぐらいです。
日中は長袖シャツ一枚で充分ですが防風・防寒対策に薄手のウィンドブレーカーとフリースなどを予備で持ちましょう。夜に星空観察などで屋外に出るとけっこう寒いです。
③内モンゴルの砂漠について
・砂の粒子がとても細かく服やバッグの縫目からでも侵入してきます。カメラなど精密機器は必ずジップロックや防水ケースで密閉して、使う際にだけ一瞬出すようにして下さい。それでも毎回カメラの故障があるので、砂漠では高級カメラは持たず防水仕様のスマホやカメラにするのもひとつの方法です。
・さらに気になる方は、顔には花粉用のマスクとゴーグル、靴にはスパッツやオーバーシューズですが、通常はそこまで要らないでしょう。わたくしは一度も着けたことがありません。カメラとちがってヒトは砂だらけになってもシャワーを浴びれば済むハナシですので・・・
・靴はトレッキングシューズ一足で全行程が可能です。宿舎内や機内、街の散策用にはサンダルが便利です。
④飲み物について
・生水(水道水)はそのまま飲まないで必ず沸騰させて下さい。
食事の際にステンレス魔法瓶を持参し、お湯をもらうという方法もあります。
・氷やジュースも屋台のは避け、不安なら添乗員に確認しましょう。
・今回のツアーではペットボトル入りのミネラルウォーターを配ります。必ず定期的に水分補給して下さい。カラっと爽やかなので発汗や喉が渇く実感がありませんが実際にはどんどん水分が失われています。喉が弱い人はのど飴も必携です。
・現地のビールやコーリャンの白酒(パイチュウ)は安くて美味しいです。
・コーヒーはあまり美味しいと思ったことがありません。 コーヒー好きなら日本からドリップパックを持参し自室で淹れた方がいいと思います。
⑤食べ物について
・今は内モンゴルでもおいしい中華料理がいっぱいです。羊肉を使った料理や辛い四川料理も出ますが他の料理や粥、饅頭、麺などもあるので、羊肉や辛い料理が苦手な人でも心配いりません。
・それでも気になる方は日本食のレトルト・カップ麺・ふりかけ・梅干し・お菓子・エナジーバーやエナジージェルを託送荷物に入れておきましょう。
・慣れない食べ物や飲み物、食べ過ぎや飲み過ぎでお腹の調子がおかしくなる方もおられます。不安な方は整腸剤などの常備薬(必携)に加え下痢の脱水症状に備えて、市販されている「経口補水液」(液体・ゼリー)を託送荷物(スーツケース)に。
⑥服装について
・日本の春秋のハイキング・スタイルで全行程が可能です。
速乾性の下着・Tシャツ・ソックスに長袖シャツ・長ズボン・トレッキングシューズ・リュックかウェストバッグ、といったスタイルです。
・恩格貝の宿舎では交流会(食事会)もありますが一般隊員はこれで充分です。
⑦その他
・今回のツアーはあくまで団体行動の植林ボランティアツアーです。
隊長・副隊長・添乗員の指示に従って、お互いに協力しあって下さい。
・体調が悪い場合は早めに隊長・副隊長・添乗員にお知らせ下さい。
場合によってはスケジュールをキャンセルしてホテルで休むなど決して無理はしないで下さい。
・中国と日本とでは政治体制も歴史への理解も異なります。
日中平和友好条約が結ばれて今年で(まだ)40年、恩格貝では日本からの植林ボランティアによる長年の努力で親日派も多いですが、現地での言動には充分配慮しましょう。
・室内に貴重品を置いて出かけることは避け、自由行動などで外出する際はできるだけ複数で行動して下さい。
・歩行者優先・信号厳守は徹底されておらず、道路ではクルマ優先、勇気のある人!!!優先という感じです。横断するときは信号や横断歩道を信じずタイミングを見て素早く渡りましょう。
・パスポートを失くせば移動も出入国もできないので絶対に紛失しないよう、肌身離さずお持ちください。万一の紛失に備え、コピーと顔写真予備を別に用意しておくと、臨時発行の際に便利です。
・添乗員の携帯電話は国際ローミングで直接つながります。必ず自分の携帯電話や留守宅に登録しておいて下さい。
・宿舎に着いたら自分の部屋番号だけでなく、緊急連絡用に隊長・副隊長・添乗員の部屋番号と内線の使用方法をメモしておいて下さい。
・託送荷物(スーツケース)の到着が遅れた場合に備え、手荷物(機内持ち込み荷物)に一泊分の着替えなどを入れておくと安心です。これまでの植林ツアーでも何度か遅れたことがありました。
以上です。
それでは第23次隊でお会いしましょう!!!