N.GKS(エヌ・ジクス)のblog

海外での植林ボランティア活動をしていた団体N.GKS(エヌ・ジクス)のブログサイトです。 (2020年8月25日よりURLをhttp://からhttps://に変更しています。)

カテゴリ: ボルネオ・新着順

2023年11月1日、マレーシアボルネオ・サラワク州サバル森林保護区を訪問、
N.GKSで現地の子どもたちと一緒に植えた植林地の現況を確認し、
今回は記念植樹も行ってきました
以下、当日の報告であります

まずは昔の1号線、今は高規格のボルネオ縦貫道になった道路をひた走ります
ま、高規格に拡張する際にN.GKSボルネオ植林ボランティアツアーとしては最後となった、2017年第22次隊の植林地は大部分が削られてしまったのですが

恒例により中間点のスリアンでトイレ休憩と弁当補給とマーケット見学

スリアンのマーケットについても何度か紹介してるので、以下さくさくっと
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有料トイレ20セント

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はじめてのたまさんとこたまさんはわくわく

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魚は殆どが淡水魚

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豚肉・猪肉は離れた別棟で扱っており、イスラムへの配慮ですね

さらにさくさくっと・・・
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揚げ物屋さん 左端の天ぷらは美味しかったです

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ナシ・レマのセット
ココナッツミルクで炊いたご飯と佃煮系などのおかずのセットで3.5リンギ(約100円)で日本のコンビニおにぎり数個分はあり、一食分としては充分ですね

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こちらもライチに似て美味しかったです

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マーケットで売ってるドリアンより路上で売ってるドリアンの方が新鮮だとか・・・

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それにしても、
たまさんとこたまさんのよく食べること!!!
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あれこれ試食しては次々と購入、手持ちのリンギが尽きるとwing金融の融資を受けて、さらに追加購入されてたので、今回はお相伴に預かった次第

こちらがクラフトビール1602と並び、今回目的のひとつだった・・・
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サゴヤシに住むゾウムシの幼虫で、とても栄養価の高いイバンのご馳走です
アタマを残しそのまま食べるのが最高らしいのですが、最初は炒め物にする方が無難とのこと、わたくし今回は調理器具を持参してなかったので、泣く泣くあきらめました ぐすん

マーケットの外には・・・
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マレーシア陸軍の車両も停まってて、お弁当の買い出しとかでしょうか・・・

と、スリアンを出て小雨の中を走り続けました・・・
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それにしても立派な道路になりましたねえ・・・
旧日本軍が測量・設計し戦後にイギリス軍が建設した旧道とは大違いです

と、サバルでは、
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サラワク州森林局・サバル森林保護区の事務所にも立ち寄ってもらいました

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あちこち改装されてて、何度もテラグス小学校の子どもたちとの交流会をしたステージは、長らく使われていないようでしたが・・・

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苗木の育成などは引き続き行われているようでした

で、植林エリアにクルマで移動し、今回は・・・
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N.GKSではサバルで
最初に植林した2005年第8次隊の植林地の横で記念植樹

植林当時はぬかるんだ地道だった前の道路も今は舗装され二車線になってます
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(Y原さん提供画像)
18年も経つと大きく育ってますが、これも間伐や蔓の除去など森林局や現地イバンの人たちが延々と手入れを続けてくれたお陰なんですね

ここサバル森林保護区
では、N.GKS海外植林ボランティアツアーとしては、この2005年の第8次隊を皮切りに、2017年の第22次隊まで12年間9回の植林活動で合計7,200本の苗木を、現地テラグス小学校の子どもたちと一緒に植えてきたことになります

木々も子どもたちも大きく育ち、2005年に一緒に植えた小学生たちはとっくに成人になってて、さらに彼らがわたくしの年齢になる頃には、木々は天を衝く巨木になってて、もとの熱帯雨林の姿を取り戻して、人々に恩恵を与えてくれることでしょう
さらにさらに彼らの子どもたちも、わたくしたちの次の世代とともに植林活動を続けてくれれば、やがて持続可能な世界になるはずです
皆さんも、何かできることからされることを願ってやみません


せっかくなので記念写真をば・・・
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18年前は若くて元気だったのになあ・・・
ま、米軍のジャングルハットは18年前と同じモノですが・・・


ずっと植林地のお世話をいただいてる現地イバン族のイギンさんとも一緒に
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今回は4年ぶりの再会ですが2005年からの長いお付き合いになるはずです

と、皆さんも記念植樹を終えたので・・・
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あらためて全員での記念写真・・・

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今回は第22次隊に参加された、ちかこさんからの支援もいただき一人5本ずつで合計30本、フタバガキ科・竜脳樹の苗木を植樹し、我々のサバルでの植林本数は7200+30となりました

もともとボルネオ島に自生していた竜脳樹は、80年で80mにもなる超高木なんですが、ここサバルでは、そんな超高木は一本もなく80年間は伐採し続けてきたとゆーことですね
森林局やボランティア団体などが植林を続けてるので80年後に期待しましょう

ただしボルネオ島全体としては「現在も森林伐採やアブラヤシなどによるプランテーションへの転換などによる自生地の破壊、木材採取や抽出物のための伐採などにより個体数は減少しています」(ウィキペディアより)とのことです

わたくしはここサバルのようなアグロフォレストリー(混農林業)に加えてフェアトレード、それに今回ツアーのようなエコツーリズムを合わせた3点セットが、誰もが気軽にできる支援になり、現地の生活も豊かになる方策だと思ってますが、いかがでしょう

と、記念植樹後は過去の植林地の現況確認へ・・・
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まあ、巨大なアリさんを撮ってる人もいましたが無視して・・・

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こちらは2007年第10次隊の植林地、パネルは作り変えてくれたようで、
ありがたいことです
「協力隊」が「KYORYOKO TAI」になってますが、ま、ご愛敬・・・

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こちらは2015年のN.GKS第21次隊の植林地
21次隊では国立サバ大学・熱帯生物保全研究所も訪問して所長から、N.GKSとの連携協力も確約いただいたのですが、会員の高齢化により実現しないままになってますね
どなたか意思を継いで活動してくれる人はいないかなあ・・・

N.GKS植林ボランティアツアーでは、1回あたり300~600本の苗木を植えましたが、実際に自分たちと現地の子どもたちで植えた苗木はごく一部で、残りは現地イバンの人たちに委託して何日もかけて植えてもらってました

わずか8年で、ここまで育ってくれてたので喜びもひとしおです
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って、あいかわらずお茶目なN嶋さんですが

さらに奥地にある別の植林地にも向かったのですが・・・
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(wingさん提供画像)
アップダウンが激しく、わたくしは無理せず途中で引き返しました
(どなたか、この先の植林地の画像があれば提供をお願いしますね)

それにしても・・・
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イギンさんのマチェットはかっこいいなあ・・・
まさに熱帯雨林の必需品ですね

と、待ちに待った昼食は・・・
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イギンさんのおうちのテラスを借りてのお弁当!!!
N嶋さんがスリアンにあるお店と何度も試行錯誤して、日本からの植林ボランティアに合うよう工夫されたとのことで、美味しくてスプーンだけでも食べやすかったです

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食後はたまさんとこたまさんがスリアンで買った各品にイギンさんの奥様のコーヒー、ご自宅で採れた各種フルーツなどをいただきながら、話が弾みます

N嶋さんは経団連の助成金を得てイギンさんたち村人のコーヒー栽培を支援、苗木作りからコーヒー豆の乾燥・出荷まで、村人だけで小規模に行えることを目標にされてるとのこと

「3年かけた第1回の収穫はサルやリスに食べられてしまったけど、今は既にジャスミンの香りのする白い花を沢山咲かせており、2024年の7~8月頃には第2回の収穫を見込んでおり、今回は害獣対策を含めて村人も頑張っています」と・・・

ちかこさんの支援の一部も役立てるとのことで、素晴らしい活動ですね
アグロフォレストリーの理想的なかたちを目指しておられ、我々にもできることがあれば、ぜひとも応援したい取り組みです

ちなみにN嶋さんたちの活動の詳細はこちらからご覧ください

と、イギンさん宅を後にし、クチンに戻る道すがらでドリアンの路上販売へ
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その日に採れた(木から落ちた)ものをバス停で売ってて・・・

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こんなカゴを頭の紐で背負って運んで来るんですね

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ええ、これまで食べた中でベスト3に入る美味しさでした ばくばく

ドリアンを堪能してしばらく走り、今度は別の路上販売へ・・・
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ここではバイクで運んできたドリアンを買い取ってました

ジャックフルーツの一種チャンパダ(コハラミツ)を試食
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白い樹液に触れると、ひどくかぶれるそうで手袋をして切り分けてくれます

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食べるのもレジ袋を手袋がわりにして外皮の樹液に触れないように・・・
ドリアンとは、やや異なる味わいでしたが、こちらも美味しかったです

で、わたくしは・・・
H田さんのアロンアルファとガムテープで仮補修、ムルまでは何とか保ってたものの、先ほどの奥地にある植林地へのガレ場の歩行で
・・・
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ついに剥がれてしまった靴底についてN嶋さんに車中で報告・・・

途中の激安ホームセンターに立ち寄ってもらい、
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ゴム糊と木へらを購入してクチンの定宿に戻りました

皆さんは部屋に戻られましたが、わたくしは・・・
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ドライバーのマンソーさんの指導を受けて、道端で靴の補修をば・・・
って、殆どマンソーさんがやってくれたのですが、じつに手慣れたものでした
丁寧に汚れや古いゴム糊を落とし、両面にゴム糊を塗って木枝を挟んで乾燥させ、道のコンクリートなどを利用して凄い握力と腕力で圧着してました
これ以降、帰国まで補修の必要はなくなり、あらためてマンソーさんに感謝です

と、靴の補修後はわたくしも暫しホテルの自室で休憩して、御一行はクパ国立公園カエル池へのナイトトレッキングに向かうことになります

(この記事は98kの個人サイトから転載したものです)
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(本記事は期間限定のお知らせです)
とーとつですが・・・
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フラッシュ光・2023ボルネオツアーの公式?案内です
(N.GKSとしての行事ではなく98kの個人主催ツアーです)

今回ツアーは夜の熱帯雨林や洞窟を歩いて楽しむのがメインで植林は記念植樹だけですが、過去の植林地(サバル森林保護区)の現在の様子も見に行きます

こちらの記事の末尾でも少し案内しましたが、現時点での2023ツアーの概要です
航空便の予約状況が逼迫してますので、参加希望者は早めの連絡をお願いします

①スケジュール→現地での予定は一部変更の可能性もあります
(関西空港発着の場合は
7泊9日、平日は4日間でサラリーマンにも優しい選択)
10月27日(金)
23:25関西空港発(往復ともシンガポール航空を利用予定)
10月28日(土)
04:40クアラルンプール空港着06:40発 08:10サラワク州クチン空港着 
ホテルへチェックイン休憩、屋台で昼食後、全面改装のボルネオ文化博物館へ
夕食は海鮮料理の屋台街<クチンのホテル泊>
10月29日(日)
ホテルにて朝食後、サバル森林保護地区にある過去の植林地の見学、記念植樹
弁当の昼食、ローカル料理の夕食後、クバ国立公園でカエル池ナイトツアー
<クチンのホテル泊>
10月30日(月)
ホテルにて朝食後チェックアウト、クチン空港へ
ムル空港到着後、ムル国立公園へ。約3.4㎞の木道でハイキング
ディア・ケイブとラング・ケイブの見学+コウモリの群れの見学
公園内食堂にて夕食後、ナイト・ウォーク
<グヌン・ムル国立公園の宿泊所泊>
10月31日(火)
公園内食堂にて朝食後にボートで移動、プナン族の村訪問、
ウィンド・ケイブとクリアーウォータ―ケイブの見学、
ピクニックランチの昼食
ボートで戻る途中、元気のある方は約3kmのハイキング
公園内食堂にて夕食後、ナイト・ウォーク
<グヌン・ムル国立公園の宿泊所泊>
11月1日(水)
公園内食堂にて朝食、出発まで自由行動(近隣の熱帯雨林を散策)
チェックアウト後、ムル空港へ。昼食はムル空港近くの食堂にて。
ムル空港発クチン空港着、ホテルへ
夕食はスチームボートにて
<クチンのホテル泊>
11月2日(木)
ホテルにて朝食後ボルネオのジュラシックパークと呼ばれるベンゴー地区へ
(車両とボートで移動)
インドネシアとの国境を跨ぐクレーター状の山脈に囲まれた湖
滝の傍でビダユ族スタイルのお弁当の昼食。
その後、さらに奥のアナ・ライス村でホームステイ。
サラワク川源流には温泉も。夕食は伝統料理<ビダユ族のロングハウス泊>
11月3日(金・祝)
ロングハウスにて朝食後、人々の生活や畑などを見学し早めに出発。
屋台で昼食後、
Fairy & Wind Cave へ
ラフレシアが咲いていればグヌン・ガディン国立公園へ
夕方クチン郊外の週末のみに開催されるシニアワンのナイト・バザールへ
ウツボカズラ飯など含めクチン中のいろんな食べ物が並びます。
夕食後ホテルにチェックイン
<クチンのホテル泊>
11月4日(土)
ホテルにて朝食後、ホテルをチェックアウト 09:30クチン空港発
11:00シンガポール空港着14:05発 
21:10関西空港着、解散

②概算費用
・関空⇔クチン、現地での移動、宿泊、食事等を含み現時点で27万ぐらい
・現地クチンでの集合解散も可能で、その場合は半額ぐらいになります
・別途、個人の酒代・土産物代・旅行保険代等が必要
(安全な飲み水は用意します)
・クチンでのホテル4泊は基本2人1室ですが、割増料金により1人1室も可能
・ムル国立公園の宿泊所2泊とビダユ族の村ホームステイ1泊は全員で大部屋
③参加人数・参加方法・申込期限など
・現在確定している参加者は4名で今回は8名前後のツアーと考えています
・予約申込時期により航空運賃は変わり満席で予約できない場合もあります

・参加を希望される方はDMなどで早めに98kまで連絡をお願いします
(こちらから申込方法など詳細をお知らせします)

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とーとつですが・・・
BCTJカレンダー2022であります。
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そう、Borneo Conservation Trust Japan 認定NPO法人・ボルネオ保全トラスト・ジャパンの2022写真カレンダーで、制作費を除いた売り上げが熱帯雨林の保全活動に使われます。

もちろん写真作品なので、中身までは紹介できませんが・・・
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ボルネオ島サラワク州キナバタンガン川流域を中心にした素晴らしい写真がいっぱいでした!!!

bctjapanで検索、入会せずにカレンダーだけを購入することもできます。
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ええ、わたくしはどどんと2部も・・・
だって送料が同じだったんだもの・・・


BCTJの案内パンフレットも同封されてました。
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エヌ・ジクスとしての活動は現在休眠してますが、キナバタンガン川の流域は再訪したいなあ・・・


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ハリナシバチの蜂蜜を求めて神戸の蜜林まで行ってきました・・・
そう、「密林」ではなく「蜜林」なのでありますね・・・

じゃーん
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三密を避けて酸蜜を・・・

つーことで・・・
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wingさんちのご近所にできた蜜林堂さん!!!へ、wingさんち経由で歩いて・・・

ボルネオ島の熱帯雨林で採れるハリナシバチの蜂蜜を中心に扱ってるお店です。
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店主(といっても一人でやっててイベント参加や講演会で不在も多いので、来店には事前確認を、とのことでしたが)の上林さんは、ボルネオ島サラワク州クチンにも2年ほど住んでおられて、その間に撮られた見事な写真集が現在ではウータンの会のサイトにアップされてます。わたくしは、この写真集のアップを機会に上林さんや蜜林堂の存在を知った次第。

ちなみにボルネオ島への植林ボランティアツアーで、これまで何度もお世話になっている現地インサーツアーズのN嶋さんやMRCのT井さんらとも親しくされておられるようで、過日のWAUオンライン・シェア会にも参加されてましたね。
さらに後日のメールでは「いただいたN.GKSの名刺では気づかなかったけど、澤井隊なら現地で何度も聞いて知ってました。」とのことでした。

採集方法によっては熱帯雨林の保護にも繋がり、現地の小規模農家の副収入にもなり、そして身体にいいとされるハリナシバチの蜂蜜に魅せられ、輸入販売のお店を始められたとかで、
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ウツボカズラやラフレシアのグッズ、自作の「擬態クリアファイル」など、蜂蜜以外にもいくつかの商品を扱っておられますが、ネット通販だけではこの蜂蜜の知名度が低いので、ともかく実際に試食してもらうことが先決と、イベント参加などでの試食会とあわせて、こちらの実店舗も開店されたそうです。

確かにわたくしも、今回のお店での試食により、初めて知った味でした。ミツバチの蜂蜜より酸味があり、特有のプロポリス成分が身体にいいとか・・・

ちなみに熱帯雨林のハリナシバチといっても各種が暮らしてて・・・
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同じ花の蜜でもハチの種類によって全く味が異なるそうです。

ま、
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ウツボカズラにもいろんな種類があるようですが・・・

ちなみにハリナシバチ蜂蜜のプロモーションビデオによれば、これまでの巣を壊して採集する方法よりも熱帯雨林の環境にも優しくなり、村人の収入も安定しているとか・・・
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何度も書いてますがボルネオ島の熱帯雨林を考えるには「アブラヤシ農園の開発はダメ」とゆーだけではダメで、わたくしたちも現地の人たちも豊かに暮らしていけることも重要、わたくしは混農林業とエコ・ツーリズムとフェアトレードがキーワードだと思ってますが、この「ポットハニー」つーのも、ひとつの方策かも知れませんね。

つーことで・・・
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左の2種類がボルネオ産だそうで、とりあえず買ってみました。

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ま、ふたつは人から頼まれたもので、わたくしの分は1個ずつでしゅが・・・

で、こちらも人から頼まれてた・・・
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浅草アメシンさんの飴細工「ウツボカズラ」であります。
いやあ、じつによくできてますね・・・

と、楽しくお話を聞かせていただいてから店を出て、夕食にはちと早かったのですが・・・
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ご近所のインド・ネパール料理店で、まずは乾杯!!

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wingさんは日替わりセットでこの日は大根カレー、わたくしはチキンティカ付きのAセットでマトンカレーの辛口を選択・・・ごくごくばくばく

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軽く完食完飲であります。げふっ

神戸も緊急事態宣言が解除され酒類も一部提供されるようになりましたが、二人とはいえ、まだまだ本格宴会解禁!!!とはいえない状況でビールのおかわりも1回だけ・・・
ま、約1名が2回おかわりしてナンまでおかわりしてたような気もしますが・・・

つーことでお腹いっぱいになってから、ふらふらとwingさんち目指して歩きはじめたのですが、わたくしにとっては、じつにひさしぶりの、電車と徒歩での移動の一日・・・
そう、帰路を少し歩くだけで、たちまち下半身の痛みが襲ってきたのであります。
そーいや最近の歩行といえば、自宅でリビングとトイレを往復するぐらい、外出は殆どがママチャリかロードバイクかミニベロで、自転車走行と歩行は全く別の運動だったんですね・・・

やむを得ず、あちこちの公園でwingさんに待ってもらって休憩を繰り返し・・・ひいひい

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すっかり暗くなってから、ようやくwing邸に到着、過去のクレージー・ジャーニーなどを視聴しつつ静養、9時前にようやくお別れして自宅に辿り着いたのは10時半でした。

うーむ、これからはしっかりとハリナシバチの蜂蜜なんぞを食べつつ歩行訓練しないと、次回ボルネオ照射ツアー参加が危ないな・・・ううっ
ま、実施はかなり先になりそうだけど・・・うぐぐぐ

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ながらく記事更新ができませんでしたが、ひょんなことから・・・
(前後のいきさつなどは、こちらの個人ブログ記事をご覧ください。)
N.GKSのボルネオ島サラワク州での植林ボランティア活動で、現地の小学生らと一緒に、もともとジャングルにあった有用木を植え続けてきた、サラワク州森林局・サバル森林保護区を、ひさしぶりに再訪してきました。

この保護区では熱帯雨林の再生と現地住民のより豊かな生活の両立を目指したアグロ・フォレストリー(混農林業)を推進しているサラワク州森林局と協力して、2005年から2017年までの12年間で計8回、合計7200本の有用木を植えてきており、2019年10月18日に、その生育状況の確認に行ったのであります。

ちなみに今回のメンバーは全員サバルでの植林経験者で、特にS田さん以外の5名は2017年3月にわたくしが隊長を務めたボルネオ最後の植林隊・第22次隊に参加したメンバーでした。

当日は朝6時半からクチン中心部の定宿ホテルで朝食・・・
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朝も早いことだし、軽めに、てきぱきと・・・

ま、結局・・・
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何度かおかわりして中華粥やフルーツも追加、最後はコーヒーとデザートでまったりしましたが・・・

それでも8時前にはホテルを出発、拡幅工事中の1号線をひた走り・・・
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1時間20分ほどで、サバルへのほぼ中間地点にあるスリアンに到着・・・


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今回は、ここでお弁当を積み込んでトイレ休憩だけですぐに出発・・・
したのですが・・・


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市街でも立体交差を含む大規模な道路拡幅工事中でした。

スリアンまではほぼ順調に来たのですが、その先は・・・
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まさに全線工事中で途中う回路を廻ったりして、けっこう時間もかかりました。

じつは、この工事による遅れを想定して、当初半日の予定だったサバル植林地への日程を変更、他のスケジュールを一部キャンセルして、余裕を見て丸一日の日程としてたのであります。さらに時間節約のため、昼食はお弁当にしてスリアンでのマーケット見学もカットした次第。

で、ようやくサバル森林保護区に入ってきました・・・が・・・
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あちこちで森林が削られ、ここでも大規模な拡幅工事が行われてました。
もとは片側1車線だけの狭い道路だったんですが・・・
現地旅行社のN嶋さんによれば、
「道路拡幅の話を聞きサラワク州森林局に確認したところ、植林地に影響はないとのことでしたが、念のため事前に現地確認に行ったら植林地の一部が拡幅工事で削られてて、特に2年前に皆さんが最後に植えられた植林地は道路に近かったため、全て削られた可能性が高いです。」とのことでした。
ちなみにN嶋さんから、この件についても事前に連絡があったので、
「なぜ拡幅計画のあったエリアにも植林したのか、日本では何十年も前から道路計画線が決定され建築制限や耕作制限があって拡幅計画についても時間をかけて周知されているのに・・・」
と質問したところ、
「あらかじめ計画線を発表すると、補償目当てにゴムやアブラヤシなどを一斉に植えるからですね。なので補償も工事も全線で、いきなり同時着手したようです。」
「それにしても事前の道路計画担当部署と森林計画担当部署の調整ぐらいは・・・」
「森林局では大丈夫といってましたから、そんなの全くなかったんでしょうね。ま、そのあたりは、やはりお国柄の違いですねえ・・・」
といったやりとりをしてましたが、道路管理担当も経験して、当時は各担当との調整に苦労していたわたくしからすると、やはり「それにしても・・・」でしたねえ。

ま、植林したエリアが道路や農地の拡張で消失した経験は、内モンゴルでも何度かありますし、それで地元が豊かになったとき、自然再生の大切さにも目を向けてくれると信じましょう。

と、
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毎回お世話になったサラワク州森林局・サバル現地事務所を通過し・・・

まずは・・・
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2015年10月・第21次隊の植林地を再訪しました。
S田さんにとってはボルネオで最後に植えた場所であります・・・

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植えて4年ですが数十センチだったエンカバンの苗木が4m以上に育ってました。

ただし・・・
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このように絡まっているツルを定期的に取らないと育たないそうで、当時も準備と指導をいただいた左の現地スタッフら皆さんのご苦労は、今もずっと続いています。

せっかくなので・・・
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当時の現地スタッフとパネル前で記念撮影・・・

ちなみに同じ場所での2015年10月当時の集合写真であります。
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右にわたくしとS田さんが並んでますが、彼は当時の記念Tシャツを当日わざわざ着てたんですね。

当時は・・・
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パネルも新品でした。ま、当たり前ですが・・・

当時の植林の様子・・・
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エンカバンの苗木は、まだこんなサイズでした。

第21次隊に参加していた2人も記念に・・・
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S田さんはあまり変わってませんが・・・


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98kさんはボロボロになってますね・・・ううっ右脚が・・・
ちなみに2015年10月当時の植林記事は
こちらです。

で、次に再訪したのは・・・
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記念パネルは支柱が朽ちたのか、地に落ちてましたが・・・


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2012年3月・第16次隊の植林地であります。

こちらでも・・・
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やや成長の遅い木もあったものの無事に育ってくれてました。

わたくしは当時、年度末の仕事が多忙を極めてて参加できず(うちの奥様は参加してましたが)、今回のメンバーでは唯一の参加者?である・・・
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Y原さんが記念撮影・・・7年前の画像があれば面白いのですが・・・

ちなみに、この2012年3月の第16次隊は、澤井代表がボルネオでは最後に参加された隊で、翌年10月の第17次隊・内モンゴルを最後に、以後は植林には参加されてませんでしたが、
2018年5月の第23次隊・内モンゴルで、ひさしぶりに名誉隊長として植林に参加されました。

で、次はボルネオでは最後の植林となった2017年5月の第22次隊の植林地を探します。何せわたくしが初めて隊長を務めた隊で今回メンバーではS田さん以外の5人全員が参加、さらにwingさんにとっては親子での初参加となった隊で、思い入れも深い・・・のですが・・・

道路に近かったため拡幅工事で消失した可能性が高く、地形も一変してて・・・
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現地スタッフの記憶によると、確かこの辺りのはずとか・・・
斜面まで削られてますね・・・


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N嶋さんのGPSによると、確かこの辺りのはずとか・・・
やはり削られてますが・・・

つーことで、連絡を受けた別の現地スタッフが駆けつけてくれて・・・
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この土砂が積み上げられた辺りで間違いないとのことでした。
まさに下敷きですね・・・

とりあえず上まで登ってみると・・・
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奥まで広い平地を造成中で、この残土なんでしょうね・・・
現地スタッフに「サービスエリアか?」と訊くと「そうだ」との答えでしたが、N嶋さんによると「SA設置の話は知らないので作業員の休憩所か資材置き場でしょう。」とのことでした。

積まれた残土には荒れ地に最初に生える植物が自生してました・・・
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残土の山を奥へ降りてみます・・・
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ちなみに振り返れば・・・
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積まれた残土はこの高さになります。

と、残土のすぐ下に・・・

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「あっ!!!」 
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苗木の根を包んでた黒いポリ袋と杭を発見!!! そう、苗木の目印となる杭と、
それが目立つように被せていたポリ袋で・・・

その傍らには・・・
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苗木が健気に育ってくれてました。

他にもあちこちで「発見!!!」の歓声が上がり、
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中には、けっこう大きく育っている苗木もありました。

嬉しさについつい・・・
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現地スタッフと小学生たちと一緒に植えた苗木じゃあ!!!

と、みなさんも同様・・・
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娘の植えた苗木!!!・・・・かも知れないぞ!!!

ま、ついでに・・・
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22次隊には参加してなかったS田さんも・・・

ちなみに2017年3月当時の画像がこちら・・・
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こちらが当時の参加メンバー・・・
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わたくしも含め皆さん2歳以上は若いですね・・・当たり前ですが・・・

当時の植林スタート地点

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子どもたちが待っているこの24列で、向かって左へ25本ずつ計600本の苗木を植えたのですが、ここはすでに残土の下敷き、でも奥側の一部が奇跡的に残っていた!!!とゆー次第です。

すでに何度か書いてますが・・・
植林地を再訪して自分たちの植えた苗木が無事に育っているのを見ると、いつも感動します。特に今回の最後の植林地については「全て消失している可能性が高い。」とのことだったので、苦労して発見した時には感激もひとしおでした。
植林地の一番手前に建てた記念パネルはもちろん残土の下敷きでしょうし、無事残った部分は感覚的には1/3程度でしょうか、ま、それでも200本は無事だったことになるので、よしとしましょう!!!

植林地の探索後は・・・
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懐かしいサラワク州森林局・サバル現地事務所のピロティーをお借りして、お弁当で昼食・・・ここではテラグス小学校の子どもたちと、お弁当や交流会やプレゼント交換などで楽しく過ごしましたねえ・・・先生や父兄や現地スタッフも参加してくれたし、森林局から植林証明書をもらったりもしました。

もちろん現在でも、
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多くの苗木を育ててくれてました。

と、最後の植林地の(一部)無事を確認した御一行、想定以上にスムースに移動できたので時間的に少し余裕ができ、帰り道に予定外の寄り道をすることになります。
(前後のいきさつなどは、こちらの個人ブログ記事をご覧ください。)
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